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二つのペルソナ、一つの悪夢

 2012-04-13
今回は巷で話題の「這いよれ!ニャル子さん」という、ライトノベル原作のクトゥルーを冒涜してる的なアニメについての話題です。尚、ここで言う「クトゥルー」とは便宜上この系統全体を指しているだけであり、クトゥルー本体(本人?)の事ではありません。ちなみに記事タイトルは「ARMORED CORE MASTER OF AREANA」のキャッチコピーより。

あくまで私個人の主観になってしまうのですが、結論からバッサリ言ってしまうと認められません。いつだったか、店で見たときに気になって読んでみた事があったんですよ。てきとーに開いて数ページ読んで「( ゚д゚)」状態になりました。
読む前は「ナイアルラトホテップ?ほうほう、デモンベインなどで邪神邪神やりまくってたし、Black Cycのク・リトル・リトルでも(タイトルからしてそうだけど)ラヴクラフトとかダーレスとか、名前だけ色々と使われてたやつの新しい版かー。」→読み始め「萌…え…?えっちょっと。コズミック・ホラーどこいったの。」→読んでみて「あぁぁぁん?これのどこがクトゥルーだおいいいい!」
と、そんな感じで。

クトゥルーに関しましては以前にこんな記事を書いたので省略しますが、私の中の前提としましては夢の国(原作でも、さほど狂気が描かれなかった異色のシリーズ)などの一部を除いていわゆる「コズミック・ホラー」なのです。ホラーです。特にナイアルラトホテップなんて言ったら、人間に核兵器を与えたり時計人間として現われたり自滅に導こうとしたり、人間を弄ぶ事にかけては一級品の存在です。それが「恋をしたと押しかけ」「人間を守る」。ああ、なんだこれは…。ネフレン=カの予言にこんなものがあったの?教えて!

まあ、「君の好きなデモンベインや沙耶の唄、ライアーソフトのスチームパンクシリーズも似たようなもんじゃないの」と言われるのはわかっておりますし、もっともではあります。
本職の方からしてみればどれも「要素を取り入れた作品」としてさしての違いは無いのかもしれませんし。ですがニトロプラスの二作は邪神邪神していたり世界を侵す恋狂気を描いていますし、スチームパンクシリーズは夢の国を素体としています。ですがニャル子さんは何故かナイアルラトホテップやクトゥグアがただの宇宙人(しかも警察的な存在)になっていたり夜鬼やシャンタクがギャグとして使われたり…。わけがわからないよ。完全に「そういうもの」として扱ってしまっているように見受けられますし、ツイッターのタイムラインでは既にギャグキャラとして定着してしまっている場面が多々存在します。
一応アマゾンでラヴクラフト全集1がランキングで急上昇しているそうですが、「あなたたちはちゃんと読むんですか?ナイアルラトホテップが収録されている5巻まで、ニャル子さんとは全く違った作品を読み続けられるんですか?」という…。

まあそんな感じです。私が自分の中での線引きができていないのは確かですし、熱くなってしまっているのも事実ですが…。そこについては申し訳ありません。弁解の余地もありません。ですが、どうかこれを読んでくださる方にはこういう考えの人がいる、という事も理解していただけると嬉しいです。そしてクトゥルー原作に関する興味を持っていただけたら嬉しいです。

ラヴクラフト全集〈5〉 (創元推理文庫)ラヴクラフト全集〈5〉 (創元推理文庫)
(1987/07/10)
H.P. ラヴクラフト

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二つのペルソナ、一つの悪夢 の続き、読みます?

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クトゥルー神話について

 2011-05-18
ちょこちょこと、いわゆる「クトゥルー」関係の話を集めた「ラヴクラフト全集」の感想でも書いてみようかと。
読んでいる人は「こんな話あったなー」、クトゥルーを知ってるけど読んでいない人は「へー。読んでみようかな」、知らない人は「こんな話があるのかー」などと思っていただければ幸いです。「インスマウスを覆う影」については、過去の記事をご覧いただければ
あ、ちなみに初心者の戯言だと思ってください鵜呑みにしないでください。


まず始めに
「クトゥルー神話」ってどんな話?と聞かれると、少々説明しづらいです。普通の神話のように人っぽい神が戦ったり怪物に殺されたりしているわけではなく、「神」と呼ばれる存在その物が怪物だったりして本当の意味での神ではなく、しかもそれらが名前程度しか絡まない話もたくさんあります。
その上、神の強さ・・・というか存在感は作者によってだいぶ違います。話の展開を簡単に言えば、「人智を超えた知識や生物などを求めようとして、逆に見てはいけないものを見てしまって狂ったり死んだりしてしまう」や、「偶然にこの世ならざるものを発見して、それに巻き込まれて理解不能な尋常ではない事件に遭遇」などと言えばいいんでしょうか・・・。私も勉強中のみでして、一概には言えないので適切な説明なのかはわかりませんが・・・。
あとは先程チラッと触れたように単独の作者が作ったものではありません。源流と言われるのはラヴクラフトですが、彼に影響されて同じような物語を執筆、発展させていった方々がいます。「オーガスト・ダーレス」、「ロバート・ブロック」等です。最初はダーレスによってラヴクラフトの作品と彼の作品がまとめられ、後の時代には別な作者等の作品もそこにまとめられていき、今日に「クトゥルー神話」といったものができたわけです。だからと言ってラヴクラフト作品のアンソロジーという訳でもなく、どちらかと言えばシェアワールド的なものであって決まった物事があるわけでもなければ矛盾した設定などもあってうんたらかんたら。
つまりはラヴクラフトは発端であって主とかそういうものではないと言えばいいのでしょうか。ちなみにラヴクラフトの作品だけを指す場合は「コズミック・ホラー」などと言われ、読んでも「ん?これのどこがクトゥルー神話?」と思うことがあると思います。こういった来歴故に、今の時代でも人種や商業同人等に関わらず後の時代にクトゥルー神話として含まれる作品や作者もあるかもしれませんね。

次にダーレスについて。先程ご説明したように、彼はラヴクラフトや自身の作品を一つのものとしてわかりやすく関連付けました。
しかしまあ人が複数関われば物事は単純にいかないわけで。ラヴクラフトとダーレスの思い描いたものが少々異なっていた結果、まとめる作業で少々ラヴクラフトのものとは違うものとなった部分もあります。例えばラヴクラフトが「宇宙から来たなんかすごい怪物」程度に収めていたクトゥルーを始めとする旧支配者の立場(さほど重要視していなかった?)設定を「外の宇宙からやってきた人類にとっての悪」と定めたり、四大元素の属性を付与したりなどです。もっと細かく探れば色々あるのでしょうが、今はざっと説明したいだけでありなにぶん私も勉強中の身であるので・・・。
とにかく、これによりダーレスの評価は人により様々です。「彼がいなければ今頃ラヴクラフトの作品は有象無象の作品として歴史に埋もれていた」と言う人も居れば、「彼はラヴクラフトの作ったものを捻じ曲げた悪人だ」と言う人も。この主張についてはあまり深くはつっこみません。それは各々が考えるようにあるのであって、どちらの言い分も真っ当なものであると考えているからです。

そして最後に日本でクトゥルー神話を読む場合
これらは主に短編や中編で成り立っており、短編集などの形で収録されています。なので仮に読みたい作品があったとしても、ピンポイントでそれだけ読むというのはかなり難しいと思います・・・。日本語訳されていない作品もありますしね。
まずラヴクラフトを読む場合。これは創元推理文庫より出版されている「ラヴクラフト全集」が手っ取り早いです。
その他の作者へと手を広げていく場合。「これ」と言った目的の作品などが無いのであれば、青心社より出版されている「暗黒神話体系 クトゥルー」シリーズや国書刊行会より出版されている「真ク・リトル・リトル神話体系」シリーズがよいと思います。
他にもデモンベインの元となったと言われる「タイタス・クロウシリーズ」等、いくつも本が出版されているので目にした作者を検索サイトで調べてみれば本が出てくると思います。


とりあえずこのくらいでしょうか。いくらか読み飛ばしてもいいような場面、または入れておくべき内容が抜けている気もしますが、未熟者の長文癖と鳥頭に免じて許してくださいお願いします。
内容については何度も言いますが初心者の戯言なのでそんな自信を持って言えるものでもないです。それでは今回はこのあたりで終了とさせていただこうかと。ではまたいずれ。
(2013/06/04加筆修正)

インスマウスの影

 2010-11-28
とりあえず、ブログ解説の理由の一つであった本の感想を。今回は「ラヴクラフト全集1」より、「インスマウスの影」について。

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))
(1974/12/13)
H・P・ラヴクラフト

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簡単に言ってしまえば、何も知らない成年が旅行中にインスマウスという地元では避けられている土地に立ち寄って怪奇のほんの一端に触れて恐怖体験をするが、実は…という話。まだクトゥルー語れる人間ではありませんが、一応感想を。

以下、軽いネタバレあり。読む気が無い人、読んだ人等はどうぞ。

インスマウスの影 の続き、読みます?

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