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これは"諦めない"ための、「美しいもの」と都市の物語

 2012-06-02
こんなに頻繁に更新するとは、いったい何があったのでしょう。案内屋見習いです。
前回のセレナリアに続き、「赫炎のインガノック Full voice ReBORN」が終了しました。普段に比べれば早かったとはいえ、量を考えれば時間がかかってしまいましたが。ですのでレビュー・・・と言うほど大層なものではありませんね。感想や考察を書いていこうかと。
ちなみにこの作品は、全編を通して二周目をやった初めての作品です。パートボイス版を終わらせたしばらく後に大機関BOXの発表があり、そこまで長くない事もあって約半年ぶりにプレイしました。相変わらず面白かったです。
ちなみにリニューアルの変更点はフルボイス化と新規CG、ゲームパートのスキップ機能です。しかしこの作品のゲームパート「心の声」は物語を理解する上でも重要な要素となりますので、スキップせずに進める事を強くお勧めします。この「心の声」を聞かないインガノックなんて出汁を捨てた煮込み料理のようなものです。
ちなみに、このブログのタイトルは登場する「ランドルフ」という人物(の、元ネタ)から取られております。そういう意味でも思い出深い作品です。


さて、軽く紹介に入りましょう。
この作品は前々回の更新時に書いた「蒼天のセレナリア」と世界観を同じにしていますが、内容に関しましてはだいぶ違っております。セレナリアが爽快な冒険だったのに対し、インガノックは絶望に満ちた都市で、それでも必死に生きる人たちを描いています。

かつては世界初の完全環境都市として希望に満ちていた都市インガノック。しかしある日《復活》と呼ばれる謎の現象に伴って発生した無限の霧によって外界から隔絶され、心を安らげるはずの御伽噺に住んでいた凶暴な存在が現実に「復活」。更には市民を始めとして多くの生物の体が異形のものに変異して都市は地獄と化し、そのうち人々は明日を夢見る事を諦めた。
それから10年。それでもまだ都市と人はギリギリのところで生きている。
そんな都市に住みながらも、特殊な技術を持った医者として都市を歩き回り、人を選ばず手を差し伸べ続ける変わり者の主人公ギーと、彼を取り巻く人々の話。

・・・そんな話。うん、そんな話。作中で出てきた文章のマイナーチェンジに近いね。何をやってるんだろうね。とにかくそんな話。
とにかく一言で説明すると儚くて切ない作品です。風前の灯というか灯滅せんとして光を増すいうか絶望があるから希望が輝くというか。最後に関しては、逆の事を楽しむ場面も多いですが。幻想的で御伽噺のような内容ですね。私の好みです。
キャラに関しましても、都市の住人らしく擦り切れた思考をしながらも中身は優しい主人公「ギー」。
出自が不明ながらも、ギーに寄り添って(not恋人)都市では珍しい純粋で温かい笑顔を浮かべる少女「キーア」。
外見の通り猫のような性格ながらも、ギーと同じくシビアな面を持ち合わせる女性「アティ」。
その他にも魅力的なキャラが多数登場します。各章にしか登場しない使い捨てキャラも多いですが。
彼らがこの閉ざされた都市で何を見て何を感じるのか。

そして好きな作品だけにあまり言いたくはないのですが、やはり悪い点も存在しますね。
まずはセレナリアと同じく各章限定のキャラや話が多い事。とても面白いと感じますし実際に楽しんでいるのですが、その後についてもほとんど触れられないので、本題だけを見るのであれば蛇足になってしまいます。
次にバトルでしょうか。ほとんどの章にバトル・・・というか討伐?のような戦闘があるのですが、戦闘相手程度しか違わないテンプレです。詳しくは伏せますが、知略を駆使して《復活》した脅威と必死に戦うような展開を望んでいる御方は諦めましょう。ほとんど同じ展開の繰り返しです。楽しめれば何故か癖になるのですが。
あとはセレナリアの時にも書いたシステム面。インガノックになれば完璧とは言わないまでもそれなりのシステムになっていますが、やはり統一して欲しかったですね。
ついでにこれは正確には悪い点ではないのですが、恐ら人を選ぶ類のゲームだと思います。当然の事ながら学園ラブコメではありませんし、繰り返される独特な言い回し等に嫌気が差す場合は苦痛かと。ついでに恋愛という恋愛を望んでいる方にも少々難が。いえ、恋愛はきちんとあるんですがね。あるのですが・・・。とにかく体験版がありますので、「このシリーズは初めてだけどインガノックをやってみたい」という御方はそちらをご一考ください。


今回も、中身は薄いながらも無駄に長くなってしまいました・・・。
最後に。やはりフルボイスは良いですね!パートボイスでも面白かったのですが、今回は更に楽しめました。前はボイスすら無かったランドルフやアリサ・グレッグも喋ってくれますしキーア達も感情が篭っていましたし、感動のようなものがありました。あまり声優さんには拘っていないのですが、やはり大事なのですね。ありがとうございます。
それではまた次回の更新まで。以降は毎度の如くネタバレゾーンになっています。それを書いたせいで長く時間を取られてしまいました・・・。疲れた疲れた。

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(2011/12/22)
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