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また一人、罪人が散る

 2013-01-11
苦しいです。評価してください 評価0
10日以上過ぎてますがあけましておめでとうございます。明日書くとかほざいておきながら一ヶ月以上経っていましたね。
そしてタイトルのネタがもう本当に尽きてきました。案内屋見習いです。次からは十五分くらい考え続けずにキャッチコピー以外のものにしよう。無駄に、プレイしたゲームのキャッチコピー縛りとかするべき理由も何も無いんだ。
今回はfrontwingより「グリザイアの果実」の感想ですね。タイトルは「穢翼のユースティア」のキャッチコピーである「また一人、少女が散る」。


さて。グリザイアの果実と言えば、見事絶大な(?)人気を得て去年の萌えゲーアワード大賞に輝いた作品です。…らしいです。正直言って私は萌えゲーアワードなどのランキングにほとんど縁がありません。ランキングできるほどやった数(特にタイムリーな作品)が少ないという自業自得が原因なのですが。ならなんでブログにエロゲの感想を書いているのかと以下略。
簡単な内容としましては、「厳しい過去を持つが故に普通の学園では生活できない5人の女子生徒が通う学園に、似たような境遇の男子生徒が転入。あとは恋愛してトラウマ克服させてー」といったところでしょうか。こうして見てみると、やっている事は他のゲームとさして違いがありませんね。せいぜいが学園の内容くらいでしょうか。過疎でもないのに6人のための大きな学園とかそう無いでしょう。
ならばこの作品は何で勝負して大賞を勝ち得たかと言えば、恐らく「登場人物が持つ、キャラクターとしての強さ」と「主人公がただ優しくするだけではない」という部分の融合ではないかと。前者の特徴は宣伝の基本である「一味違ったキャラによってプレイヤーの興味と掴む事(それ単体では萌えゲーと揶揄されるでしょうが)」で、後者は今現在の流行である「押しに弱く優柔不断。優しいだけが取り得の一般人」主人公とはまた違った斬新な展開を作り出せる事。そして、更に毒を普通より少々多めに混ぜることによって完成したのがグリザイアの果実ではないかと。材料と配分を間違えば空中分解でも、今回のようにうまく融合すればご覧の結果。
要するに何が言いたいかと言うと、「基本を踏襲しつつもそれだけでは終わらない」という事。このフレーズ、今後の感想でもよく使いそうだなーと強く思ったのは内緒。だって「+α」の方向性が違うだけで村正とか素晴らしき日々とかにも同じ事言えちゃうんだもん。


では次に、主人公とヒロインの紹介に行ってみましょう。
・「榊 由美子(さかき ゆみこ)」 CV.一色 ヒカル  イメージ果実:葡萄
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
2年生。この学園を創設した会社の社長令嬢。常にクール…というよりも他人に無関心とも思える態度を取りながらも若干寂しがりやな部分がある同級生。初期は自分の領域(女子5人の落ち着いた環境)を壊した主人公に対して非常に攻撃的な態度をとるものの、逆にあしらわれまくります。一応の和解後はだんだんといじられキャラに。
そして彼女は(恐らく)メインヒロインでありながらメインキャラで最大の空気キャラ。恐らくと言うのは、OPムービーなどで優遇されているにも関わらず彼女のルートの印象が薄く実際の長さも他と比べて短めな事から。下手をすれば全ヒロインの中で一番印象に残らないのではないでしょうか…。なんだかんだで可愛いのになー…。

・「周防 天音(すおう あまね)」 CV.雪見 そら 夏野こおり  イメージ果実:サクランボ
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
唯一の3年生。性的に奔放な態度(ただし未経験)で、恐らく生徒5人の中では最も常識人。その性的な部分さえ無くせば真人間にかなり近くなるのに消さないどころか思いっきりプッシュするというのはこのゲームのジャンル的な意味があるのでしょうか。
なにはともあれ家事全般をこなし、特に料理については実家が料亭という事もあり抜群。いつも突拍子も無い行動を取るマキナを支配下に置き姉のような態度で世話し、更に主人公である雄二の世話まで一方的にこなす良妻(仮)お姉さん。そんな彼女にも、この学校にいるという事は過去に何かが…。

・「松嶋 みちる(まつしま みちる)」 CV.羽仁 麗  イメージ果実:檸檬
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
2年生。(髪色なんか今更な二次元なのに)脱色した金髪ツインテールとズレたツンデレを頑なに守るはいてんしょんがーる。優しい言い方をすれば寮のムードメーカー。ストレートに言えばただのアホ。ちるちるアホ可愛い。
ズレたツンデレというのは、簡単に言えば「無理矢理ツンデレのテンプレを再現」とでも言いましょうか。「~じゃないんだからね!」を始めとしてあれやこれや。脱色の激痛に耐えながら金髪を保つのもこれが理由です。ただし彼女の場合は使いどころから何から明らかに間違っているというのが問題。まあそこがアh…ムードメーカーな部分と通じるのですが。
とにもかくにも見てるのに若干疲れるけど慣れれば可愛い(という感想を抱いてくれると嬉しい)といった感じです。

・「入巣 蒔菜(いりす まきな)」 CV.民安 ともえ  イメージ果実:
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
1年生。名前はこれでも日本人。彼女については「奔放」もしくは「破天荒」でしょうか。脈絡も必要性も意味を持たず、子供のように思いつきと気分で動くのが彼女です。そういった意味ではみちると並ぶ寮のムードメーカー。最終的に自身が悲惨な目に遭うみちると違い、他者を巻き込んでノンブレーキなのがマキナですが…。(というかみちるが悲惨な目に遭うのはだいたいマキナのせい)
曲がりなりにも彼女を止められるのは三人。姉役である天音と同年齢の親友である幸。それから途中参加の主人公にして「お兄ちゃん」である雄二です。ここからもわかるように一応の上下関係は存在すると言いますか唯我独尊な性格ではありません。三人にも、それからみちるや由美子達にもマキナなりに「親しい人」として大事に接しています。…そのはず。

・「小嶺 幸(こみね さち)」 CV.岡村 美佳沙 車の人  イメージ果実:林檎
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
1年生にして委員長。優しく控えめで、奉公精神に溢れ、努力を忘れない。まさに外見と同じくメイドのような存在。何かを頼めば、頼んだ側が人間として堕落してしまいかねない程に忠実。大きめの胸も相まって聖母のような存在
そんな表面だけを見れば「真面目」の一言な幸ですが、彼女のそれは明らかに常軌を逸しています。「似合っているからなるべくメイド服を着てみよう」と言われれば学校でも外でもメイド服を着て、真夏に「鍋が食べたい」と冗談で言えば電車を使ってまで素材をかき集めてくる。まるでパソコンのように融通が利きません。聖母とは言いましたが、壊れた聖母。そんな彼女が抱えるものとは一体。どうでもいいですが私の一番好きなキャラです。
(幸だけは公式サイトのキャラ紹介が割と普通の事を言ってるし、ここで解説する意味はさほど無いかもなー)


そんなわけで少々期待してプレイしたわけなのですが、結果は「あまり私には合わなかったかなー…」と。とはいえ十分面白い部類にはしっかり入りました。このブログでは大体の作品を「面白い」と言っているような気がしますが(評価を聞いた上でやっているので、自然とそうなりやすいものではあります)、評価をざっくり二種類に分ければ「面白い」です。ヒロインもそれぞれ無駄に大きな個性があって笑えましたし、背景などを含んだ絵も音楽も話も力が入っていましたし。
ただ、なんと言えばいいのか…大きなところで言えば、あらかじめ評価を聞いていたが故に物足りなさを感じてしまったのでしょうか。期待のし過ぎでしょうね。例えば「シリアスだ」と聞いていたので期待していたシリアス部分も、個人的には「もっとシリアス度を伸ばせる」という部分をスルーしていて少々肩透かしでしたし。別にグロをよこせとかそういう安直な意味ではないです。
あとは共通ルートのよくある雑談が長い上に、個別に入ってもそれが続いてなかなか本題に入らない事。雑談も好きではあるのですが、そればかりでは食傷気味になります。なりました。明るいイメージ付けも大事ですしそういった雑談にもさりげなく伏線が含まれていましたが、もう少々短くてもよかったのでは。
更にもうひとつ言ってしまうと、その雑談における下ネタ。こういったジャンルのゲームですし存在して当然という心構えで遊んでいますが、さすがに多いのでは…。もはやただ下品という領域に踏み込んでいるように感じました。
とにかく、そういった私の中での過度の期待による補正が悪い方向に向いてしまった例でした。悪い癖ですね。でも迷宮と楽園はやらなくてもいいかなー…。迷宮のアフターだけは気になりますけど。


そんな感じで今回はこのあたりで。追記は主観と偏見とネタバレまみれの各ルート感想です。お次は白光のヴァルーシアの感想になりますでしょうか。それではまた。
勝手な各ルート感想。ここからはネタバレを含みます。御注意を。ついでに主観と偏見も盛大に含みます。怒らないでくださいお願いします。







・由美子
影が薄いの一言。他のキャラは量も密度も十分あったのに、何故メインヒロインはこんな…。キャラもシナリオも「敵対していた二人が」といった王道(?)展開で楽しめただけに、そこが惜しく感じます。馴れ合わない事・逃避行もある事を踏まえれば、作中で言っていたようにあまり長引かせられないというのもあるでしょうが。

・天音
こういう極限状態での人間関係を扱った話は大好きです。心の奥に隠していたものが露呈するにせよ狂気が芽生えるにせよ。
残念なのが、前にも上げた「シリアスを広げない」という事。例えば
「教師の荷物にあった食べ物が消えた時、部長などが犯人を見つけるまで探し、晒しあげる。もしくは結局見つからない→部長の独裁に不満爆発or犯人袋叩き」
「限られた物資で重傷者一人助けるか軽症者二人のどちらかしか選べないなど、全員テントに収容するのではなくその微妙なバランスに配置する(明確に「私が死ねば助かる」「私が生きたから死んだ」という状況を作る。絶対的な説得力を持つ一姫がトリアージをつけことで、誰もが「もしかしたら助かったかも」と思えなくなる。もしくは希望に縋った人が、患者を切り捨てた一姫を責めて希望を打ち砕かれる)」
などなど、ぱっと考えただけでも心を使って悪い状況にする方法は初心者ながら案は出てきます。まあ具体的にどうあれ、一番は部長が仕切りたがりで部員に多かれ少なかれ反感を持たれているという設定をうまく活かしきれなかったのではないかと。
とはいえ一姫というキーパーソンが人が人でなくなり「鬼」となる事を嫌う描写があったので、早めに見切りをつけて天音を送り出す展開を避けるために必要だったのかもしれませんが。
私の中では「一姫がいなければもっと話を膨らませられた」という思いと「一姫がいなければそもそも天音が死んでいた」という設定上の思いが対立してうーんうーん…。

・みちる
なるほどなるほど。彼女のアホにはこんな意味が…。このルートまでは正直言ってそこまでみちるが好きというわけではなかったのですが、これを終わらせた時に一気に好きになりました。まあ結局アホでしたが。
心臓は…心臓は色々な意味でちょっと思い入れというかなんかそんなようなものがあります。なんだかんだでみちるの事が大事という事などなど、とっても可愛いですけど!今でこそ二人とも同等に好きですが、途中は彼女のためにプレイしていた部分が少しあります。
あとはバッドエンドが…。基本的にバッドエンドは好きですが、あれは個人的に割と辛いです。それでも雄二達が幸せならそれはそれでバッドエンドではないのかもしれませんね。幸が大人で…。
でも本題までが長い。いや本当に長かった…。

・マキナ
犬は逃げても帰るしかない。逃避も何も全ては無駄である。滑稽かな!滑稽かな!おかえり9029号(満面の笑み)。
マキナルート、天音とはまた違った意味で凄惨でしたね。絡まる思惑。荒波にもまれる心。それでいて最終的に主人公サイドはあまり大した結果を残せない。ああいう苦く後味の悪い話は大好きです。
最後でマキナが「頭はまだ痛くない」みたいに言っていたのは雄二が暴走する時に頭痛を感じる事と同じような意味なのでしょうか?忌むべき9029号を愛する人に継がせてしまった雄二と彼に助けられたマキナ。依存の関係になっていると嬉しかったり。
…それで妹は?ねぇねぇ妹は?だいぶストレスたまってたみたいだけど放置?車に爆弾仕掛けられてたよ?いつか死ぬかもしれないけど見殺し?あーそっかー。9029号さんは誰をも救えるわけじゃないもんねー!
あともう一つ気になるのは林檎の苗ですか。せっかく取りに戻って一悶着あるくらいの存在なのに、事件が終わってからは何も触れられず。せめてパン屋に植えてあるなどの描写は欲しかったです…。アフターにあるのかな?OPでいきなり林檎が割れているのも含め、製作者は幸のイメージである林檎になんか文句あんのかごらー!


・清涼剤。由美子と同じように割と王道な話で盛り上がりは他三人に負けますが、これはこれで彼女らしかったのでは。いわゆる「( ;∀;)イイハナシダナー」。普段の幸もいいですが、元気な幸もいいですね。
まあ正直言って地元から遠く離れて6人しかいないのに幼馴染とかどんだけ低確率だよとは思いましたが。
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