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また一人、罪人が散る

 2013-01-11
苦しいです。評価してください 評価0
10日以上過ぎてますがあけましておめでとうございます。明日書くとかほざいておきながら一ヶ月以上経っていましたね。
そしてタイトルのネタがもう本当に尽きてきました。案内屋見習いです。次からは十五分くらい考え続けずにキャッチコピー以外のものにしよう。無駄に、プレイしたゲームのキャッチコピー縛りとかするべき理由も何も無いんだ。
今回はfrontwingより「グリザイアの果実」の感想ですね。タイトルは「穢翼のユースティア」のキャッチコピーである「また一人、少女が散る」。


さて。グリザイアの果実と言えば、見事絶大な(?)人気を得て去年の萌えゲーアワード大賞に輝いた作品です。…らしいです。正直言って私は萌えゲーアワードなどのランキングにほとんど縁がありません。ランキングできるほどやった数(特にタイムリーな作品)が少ないという自業自得が原因なのですが。ならなんでブログにエロゲの感想を書いているのかと以下略。
簡単な内容としましては、「厳しい過去を持つが故に普通の学園では生活できない5人の女子生徒が通う学園に、似たような境遇の男子生徒が転入。あとは恋愛してトラウマ克服させてー」といったところでしょうか。こうして見てみると、やっている事は他のゲームとさして違いがありませんね。せいぜいが学園の内容くらいでしょうか。過疎でもないのに6人のための大きな学園とかそう無いでしょう。
ならばこの作品は何で勝負して大賞を勝ち得たかと言えば、恐らく「登場人物が持つ、キャラクターとしての強さ」と「主人公がただ優しくするだけではない」という部分の融合ではないかと。前者の特徴は宣伝の基本である「一味違ったキャラによってプレイヤーの興味と掴む事(それ単体では萌えゲーと揶揄されるでしょうが)」で、後者は今現在の流行である「押しに弱く優柔不断。優しいだけが取り得の一般人」主人公とはまた違った斬新な展開を作り出せる事。そして、更に毒を普通より少々多めに混ぜることによって完成したのがグリザイアの果実ではないかと。材料と配分を間違えば空中分解でも、今回のようにうまく融合すればご覧の結果。
要するに何が言いたいかと言うと、「基本を踏襲しつつもそれだけでは終わらない」という事。このフレーズ、今後の感想でもよく使いそうだなーと強く思ったのは内緒。だって「+α」の方向性が違うだけで村正とか素晴らしき日々とかにも同じ事言えちゃうんだもん。


では次に、主人公とヒロインの紹介に行ってみましょう。
・「榊 由美子(さかき ゆみこ)」 CV.一色 ヒカル  イメージ果実:葡萄
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
2年生。この学園を創設した会社の社長令嬢。常にクール…というよりも他人に無関心とも思える態度を取りながらも若干寂しがりやな部分がある同級生。初期は自分の領域(女子5人の落ち着いた環境)を壊した主人公に対して非常に攻撃的な態度をとるものの、逆にあしらわれまくります。一応の和解後はだんだんといじられキャラに。
そして彼女は(恐らく)メインヒロインでありながらメインキャラで最大の空気キャラ。恐らくと言うのは、OPムービーなどで優遇されているにも関わらず彼女のルートの印象が薄く実際の長さも他と比べて短めな事から。下手をすれば全ヒロインの中で一番印象に残らないのではないでしょうか…。なんだかんだで可愛いのになー…。

・「周防 天音(すおう あまね)」 CV.雪見 そら 夏野こおり  イメージ果実:サクランボ
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
唯一の3年生。性的に奔放な態度(ただし未経験)で、恐らく生徒5人の中では最も常識人。その性的な部分さえ無くせば真人間にかなり近くなるのに消さないどころか思いっきりプッシュするというのはこのゲームのジャンル的な意味があるのでしょうか。
なにはともあれ家事全般をこなし、特に料理については実家が料亭という事もあり抜群。いつも突拍子も無い行動を取るマキナを支配下に置き姉のような態度で世話し、更に主人公である雄二の世話まで一方的にこなす良妻(仮)お姉さん。そんな彼女にも、この学校にいるという事は過去に何かが…。

・「松嶋 みちる(まつしま みちる)」 CV.羽仁 麗  イメージ果実:檸檬
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
2年生。(髪色なんか今更な二次元なのに)脱色した金髪ツインテールとズレたツンデレを頑なに守るはいてんしょんがーる。優しい言い方をすれば寮のムードメーカー。ストレートに言えばただのアホ。ちるちるアホ可愛い。
ズレたツンデレというのは、簡単に言えば「無理矢理ツンデレのテンプレを再現」とでも言いましょうか。「~じゃないんだからね!」を始めとしてあれやこれや。脱色の激痛に耐えながら金髪を保つのもこれが理由です。ただし彼女の場合は使いどころから何から明らかに間違っているというのが問題。まあそこがアh…ムードメーカーな部分と通じるのですが。
とにもかくにも見てるのに若干疲れるけど慣れれば可愛い(という感想を抱いてくれると嬉しい)といった感じです。

・「入巣 蒔菜(いりす まきな)」 CV.民安 ともえ  イメージ果実:
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
1年生。名前はこれでも日本人。彼女については「奔放」もしくは「破天荒」でしょうか。脈絡も必要性も意味を持たず、子供のように思いつきと気分で動くのが彼女です。そういった意味ではみちると並ぶ寮のムードメーカー。最終的に自身が悲惨な目に遭うみちると違い、他者を巻き込んでノンブレーキなのがマキナですが…。(というかみちるが悲惨な目に遭うのはだいたいマキナのせい)
曲がりなりにも彼女を止められるのは三人。姉役である天音と同年齢の親友である幸。それから途中参加の主人公にして「お兄ちゃん」である雄二です。ここからもわかるように一応の上下関係は存在すると言いますか唯我独尊な性格ではありません。三人にも、それからみちるや由美子達にもマキナなりに「親しい人」として大事に接しています。…そのはず。

・「小嶺 幸(こみね さち)」 CV.岡村 美佳沙 車の人  イメージ果実:林檎
『グリザイアの果実』 2011.2.25発売予定
1年生にして委員長。優しく控えめで、奉公精神に溢れ、努力を忘れない。まさに外見と同じくメイドのような存在。何かを頼めば、頼んだ側が人間として堕落してしまいかねない程に忠実。大きめの胸も相まって聖母のような存在
そんな表面だけを見れば「真面目」の一言な幸ですが、彼女のそれは明らかに常軌を逸しています。「似合っているからなるべくメイド服を着てみよう」と言われれば学校でも外でもメイド服を着て、真夏に「鍋が食べたい」と冗談で言えば電車を使ってまで素材をかき集めてくる。まるでパソコンのように融通が利きません。聖母とは言いましたが、壊れた聖母。そんな彼女が抱えるものとは一体。どうでもいいですが私の一番好きなキャラです。
(幸だけは公式サイトのキャラ紹介が割と普通の事を言ってるし、ここで解説する意味はさほど無いかもなー)


そんなわけで少々期待してプレイしたわけなのですが、結果は「あまり私には合わなかったかなー…」と。とはいえ十分面白い部類にはしっかり入りました。このブログでは大体の作品を「面白い」と言っているような気がしますが(評価を聞いた上でやっているので、自然とそうなりやすいものではあります)、評価をざっくり二種類に分ければ「面白い」です。ヒロインもそれぞれ無駄に大きな個性があって笑えましたし、背景などを含んだ絵も音楽も話も力が入っていましたし。
ただ、なんと言えばいいのか…大きなところで言えば、あらかじめ評価を聞いていたが故に物足りなさを感じてしまったのでしょうか。期待のし過ぎでしょうね。例えば「シリアスだ」と聞いていたので期待していたシリアス部分も、個人的には「もっとシリアス度を伸ばせる」という部分をスルーしていて少々肩透かしでしたし。別にグロをよこせとかそういう安直な意味ではないです。
あとは共通ルートのよくある雑談が長い上に、個別に入ってもそれが続いてなかなか本題に入らない事。雑談も好きではあるのですが、そればかりでは食傷気味になります。なりました。明るいイメージ付けも大事ですしそういった雑談にもさりげなく伏線が含まれていましたが、もう少々短くてもよかったのでは。
更にもうひとつ言ってしまうと、その雑談における下ネタ。こういったジャンルのゲームですし存在して当然という心構えで遊んでいますが、さすがに多いのでは…。もはやただ下品という領域に踏み込んでいるように感じました。
とにかく、そういった私の中での過度の期待による補正が悪い方向に向いてしまった例でした。悪い癖ですね。でも迷宮と楽園はやらなくてもいいかなー…。迷宮のアフターだけは気になりますけど。


そんな感じで今回はこのあたりで。追記は主観と偏見とネタバレまみれの各ルート感想です。お次は白光のヴァルーシアの感想になりますでしょうか。それではまた。

また一人、罪人が散る の続き、読みます?

そして終わる、きみとぼく、の世界──

 2012-08-06
どうも、案内屋見習いです。なんということでしょう。新作の終わる世界とバースデイが終わってしまいました。長くなかったとはいえ、今までと比べれば異例の早さです。ちょっと本気出したよ!ちょっと!
そんなわけで体験版の記事と重なるところがありますが、コットンソフトより「終わる世界とバースデイ」製品版の感想を書いていきましょう。タイトルはいろとりどりのセカイのキャッチコピーより「そして始まる、きみとぼく、のセカイ──」。


まずはお話。奇妙な兄妹関係ながらも平和に暮らしていた主人公達が、ネットで最近広まっている「2012年9月29日に世界が終わる」という噂に翻弄された事件に巻き込まれてしまう。自分達が被害にあった事もあり、予備校の同級生である夏越ミカの訴えを発端にメンバーを集めて「9.29対策協議会」なるものを設立。予言への対策を立てていくが・・・というお話。ヒロインは9.29対策協議会のメンバー4人で、それぞれのルートで違った世界の終わりが訪れます。
この作品は(定義にもよりますが)「セカイ系」と呼ぶには微妙かと思います。ネタバレを回避するとほとんど語れないのですが、「終末もの」であったとしてもセカイ系ではないかなーと。厳密には「普通の終末もの」ともちょっと違うのですが。うーん・・・紹介したいのにネタバレを避けると書きにくい・・・。あ、終わる終わる詐欺ではありませんよ。形は色々と違いますが、どのルートでも世界は終わります。ただ全てが大団円でハッピーエンドとはいかないので、ハッピーエンド至上主義の方は御注意を。

公式サイトのスタッフ日記にもありますが、推奨攻略順は「入莉→ミカor柊→成子」。残暑のある9月の日本で凍死者が出るという予言など「ありえない」と思われる内容などもありますが、後々に理由が語られるのでとりあえず「今はそういうもの」だと受け入れてください。
ついでに一部にルート固定あり。陵辱(そんなに酷くない)と出血描写のCGが少々。出血描写に関しましては、体験版バッドエンドのCGと予告ムービーのミカルートで紹介されているCGのレベルが大丈夫ならこのゲームは全てプレイできると思います。陵辱の存在に関しましては、この作品名やあらすじときて体験版のバッドエンドもあれでしたし、全くおかしくはありませんね。でもコットンソフト公式サイトの掲示板がすごい事に・・・。予想できてたでしょ。

・入莉ルート「Cassandra Syndrome(カサンドラシンドローム)」「死の予言に、抗う──
カサンドラとは、掲示板で世界の終わりを予言した人物が名乗っていた名前。ギリシャ神話に登場する、「予言を信じてもらえない」という呪いを受けた予言者。体験版以降でカサンドラが発したいくつかの予言に入莉が巻き込まれます。推奨順では序盤のルートにして、終わり方から作品に引き込まれたルート。

・ミカルート「Genocide Virus(ジェノサイドウィルス)」「殺人ウィルスに、蝕まれる──
『セルビアの山間にある人口約30余名の村で、一人の青年(村人)の手によって他の村人全員が殺害された状態で発見された』という謎の事件があり、同じような事件が世界に広がっていきます。1番血生臭くパニックが起こるルートですが、個人的にはもっとやってくれでもよかったかな。

・柊ルート「Glacial Period(グラシアルピリオド)」「凍てつく世界に、取り囲まれる──
『2012.9.27までにてんくうタウンで約4万人の凍死者が出る』という、世界の終わりを除けば大規模な予言が発せられます。世界の終わりとしては一番派手でわかりやすいかな。

・成子ルート「Reverse Past(リバースパスト)」「過去と現在が、反転する──
無理矢理にも成子の引きこもりを直そうとする協議会一行。成子も渋々受け入れ、面接まではこぎつけたものの・・・という話。物語の核心に少々触れるルートなので、あまり言えません。


お次にキャラについて。ヒロインと主人公も。
・「千ヶ崎 入莉(ちがさき いり)」 CV.みる
コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー
主人公の幼馴染であり妹。本来の関係は幼馴染。地元を出て主人公と二人暮らし。生まれつきの弱視で目がほとんど見えない上、主人公の事を事故死した兄「千ヶ崎 陶也(ちがさき とうや)」だと思い込んでいる(兄の事故死が発端)。これは視覚レベル以上のもので、声を聞いても触っても主人公を実兄だと思い込んだまま。予言にある「9月29日」とは彼女の誕生日であり兄の命日。
視覚のハンデはあるものの、性格は明るく健気で守ってあげたい妹キャラ。自宅ならば慣れで家事は一通りこなし、主人公にも兄妹として懐いている。名前と見た目(あと作品設定の一部)が似ているが、UFOの夏ではない。


・「夏越 大天使(なごし みかえる)」 CV.森谷美園
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主人公とは同じ学校で予備校の同級生。物語開始時点の学校では接点も無く、予備校で話した事もない。
名前は「大天使」と書いて「ミカエル」だが、本人は嫌って「ミカ」と名乗っている。親の愛情は理解しており、家族仲が悪いわけではない模様。特に不良というわけでもない、普通の子。
勝気に見えるが、実は人の顔色を窺っていたり強く言われるのが苦手などと心が弱い。今回の噂も半ば信じており、わけあって主人公に助けを求める。
柊にはついつい厳しく当たってしまい(大体はミカの空回り終わる上、柊は気にしていないが)、喧嘩友達のような関係。


・「藤白 柊(ふじしろ ひらぎ)」 CV.桐谷華
コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー
主人公の同級生であるが、留年したようで年齢は一つ上らしい。協調性が無く思った事をズバズバと言い、更に休み時間は一人で本ばかり読んでいるのでクラスでは浮いた存在。ただ、とっつきにくいだけで主人公達とは友人になる。
世界が終わる噂に関しては「非現実的」として完全な否定派。それもあって、ミカとは喧嘩友達のような関係。
図書委員会所属であり、愛読書はライトノベル全般。カバーをかけずに堂々と読み、たまに笑っている。図書室にもライトノベルを入れ、それらを馬鹿にするものは厳しく接する。ライトノベルが関わると痛い人。


・「諏訪 成子(すわ なるこ)」 CV.青山ゆかり
コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー
主人公とは、texiを通した友人。オフなどリアルの接点は無い。texiでは男と名乗っているが、実態はニート&引きこもりのハイテンションお姉さん。毎日酒を飲んでネットばかりしている。外にも出たがらず、当然ながら働く気は無い。物語序盤の主人公とはお互いに知らないが、同じマンションに住んでいる。9.29対策委員会の集合場所は彼女の部屋。
尚、彼女の呟きには「www」や「安価」などそっち系の単語が多く登場するので嫌悪感を持つ人は注意。


・「冬谷 和臣(とうや かずおみ)」
コットンソフト「終わる世界とバースデイ」応援バナー
本作の主人公。自分を兄と認識している入莉と二人暮らしをしていて、彼女の兄を失ってからは自発的に友人を作ろうとしていない。ただ入莉に専念しているため自分から動かないだけで、人嫌いなわけではない。9.29対策委員会のメンバーのようなきっかけさえあれば友人はできる。
幼馴染である入莉の事を何よりも大切にし、彼女の世界が壊れる事を嫌って兄として振舞う。彼女に対しては「妹」というだけでなく女性として認識してしまう事もあり、「兄」になりきれない自分に悩んでいる節がある。
自分の名前=記号を大事にしており、苗字を「ふゆたに」と読まれる事を嫌う。相手が大人であろうととことん訂正を要求し、怒らせてしまう事もしばしば。これは、入莉が自分を「冬谷和臣」として認識してくれない事が根底にあるのではないかと考えられる。

9.39対策委員会のメンバーはバランスが取れていますね。予言の肯定派であるミカと否定派である柊。2人の間に立ち、時には諌める主人公と入莉(入莉は予言に関して積極的にどうこうするわけではありませんが)。そして情報収集係に成子。
ついでにミカと柊は予言に対するスタンス以外でも対極的です。気の弱いミカと、ズバズバとストレートに言う柊。後頭部両側にあるツインテールと、後頭部中心にあるポニーテール。ここまで考えたのかはわかりませんが、髪色も黄色と紫でお互いの補色(対の色)となっています。


そして気になった点と言いますか難点と言いますか。
まずはディスクレス不可な事。まあ今のご時勢は色々ありますからその対策という点ではいいのかもしれませんが、面倒です。
次にtexi。確かに日記やツブヤキでヒロインの日常を見れたりメッセージが届いたりして面白いのですが、逆にそれ以上にならない事。召集のような大事なメッセージが届いた時は強制的に画面全体に表示されてtexiを見る必要がありませんし、場面によっては露骨に更新数が少なくなります。このシステムは面白いと思いましたしこれはこれでいいのかもしれませんが、もうちょっと細かくてもよかったのではないかと。体験版部分の事件のように、事件中のツブヤキが見たかった・・。
あとは完全に個人的な趣味の問題になるのですが、核心部分にちょっと拍子抜けした場面が。「ああ、そうなるのか!」とも思いましたが、全てを受け入れ切れませんでした・・・。じゃあ代替案は?と言われると思いつかないのですが。この作品も面白いと思いましたが、なかなか難しいです・・・。


こんなところでしょうか。全体としては、あまり長くないですがよくまとまっていたと思います。文章も読みやすかったですし、複数ライターでも特におかしい部分は見受けられなかったと。読み分けが苦手なので、断言は出来ませんが・・・。とにかく、ただ単に世界が終わるというわけでもなく「世界の終わり」という要素を新しい方向で攻めた作品な気がします。私の場合はそもそもやった作品が少ないので、偉そうにこんなことは言えないのですが
あとはいくつかの章にわかれていて、その章ごとに最初から見れるのもありがたいですね。僕はいくらか進んだらセーブして栞のようなものを作るのですが、最初からいくつかのブロックにわかれているとセーブの回数が減って助かります。
ああ、そうだ。最後にひとつ。最初に誕生日の入力があるのですが、「自分の誕生日ではないけどどうしても」という日が無ければ自分の誕生日を設定してください。遊んで9月29日とかにするときっと後悔しますよ。

そんな感じで。次回はグリザイアの果実の更新・・・ではなく、恐らく近況の日記になるでしょうか、コミックマーケットなどに行ってきますので。以下はネタバレを含む内容を少々。それではまた次回。

終わる世界とバースデイ終わる世界とバースデイ
(2012/07/27)
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そして終わる、きみとぼく、の世界── の続き、読みます?

知らなかったよ、海がこんなに広くて青いなんて──!!

 2012-07-28
そろそろ、この形式のタイトルを作るネタが厳しくなってきました。案内屋見習いです。
今回はAXLから発売されたDolphin Diversの感想を書いていこうかと思います。記事タイトルは「蒼天のセレナリア ~What a beautiful world~」より「知らなかったよ、空がこんなに広くて青いなんて──!!」。公式サイトに書いてあるけど、キャッチコピーと呼んでいいのかは正直不明。ネタ切れに関しては、別にこの形式にこだわる必要もないんですがね。なんか映えるじゃないですか。色々と。


この作品を簡単にまとめると、海難救助士を目指す少年少女のコメディ。シリアスと呼べるシーンもあるにはあるのですが、基本はワイワイ騒ぐ日常が描かれます。
AXLはLike a Butlerに続いて2作目なのですが、「良くも悪くも安定している」と言われるブランドらしいですね。個人的にはLike a Butlerの時にも思ったのですが、会話のテンポが良くて読みやすいなーと感じました。他愛の無いひとつの話題を長々と話すのではなく、適度なところでまとめて次のシーンに飛ぶような。それぞれがあまり長すぎても中弛みする要因になりますからね。キャラも可愛いですし、二作とも好きです。


お次はキャラ紹介。バナーが大きいので、キャラごとのバナーは省きます。ちなみにメインキャラはみんな貧乳。サブヒロインは大半が大きめ。
メインヒロイン
・「小倉 みなも(おぐら みなも)」 CV.桃井いちご
今作の舞台「凪ノ島」出身で、自身の夢のためだけではなく寂れてしまった島を盛り上げるためにも「凪ノ海事訓練校」にて海難救助士を目指す。
明るく前向きな性格で、貧乳がコンプレックス。(装備などをつけない普通の)泳ぎが大得意であり、「島の人魚」とも評される。代わりに筆記や機械操作に難あり。
公式サイトにもありますが、主人公とは過去に・・・。
 

・「エルナ・シェールCV.青山ゆかり
クールな性格の外国人。筆記も実技も高いレベルでこなすが、訓練でペアの存在を忘れるほどに協調性が皆無。常に勉強のために読書をしており、彼女の興味は資格を多く取る事のみに向かっている。
そんな彼女も嫌々ながら主人公達と触れ合う事により、だんだんと打ち解けるようになっていく。
  

・「八潮 里帆(やしお りほ)」 CV.松田理沙
気弱で自分に自信が無く、人と関わる時はいつもオドオドしている。かといって暗い性格ではなく、訓練校の一部生徒からは妹やマスコット的扱いを受けている。純粋で、性的な話には非常に弱い。
当初は主人公と同じくカナヅチだが、機材の改造も可能なほど機械系が得意。機械を前にすると別人のように饒舌になり、熱中すると徹夜をしてしまう事も。後述のアクアと最も仲が良い。
  

・「南郷 月海(なんごう つきみ)」 CV.桜川未央
内心では仲間思いながらも、それを表に出そうとしない一匹狼。人と距離を置きたがっているが、頼られたりするとついつい引き受けてしまう。自然と会話の輪に入っていたりする場合も多く、また人の事はしっかり見ており不調時には心配する場面も。似非ツンデレ。不良などに憧れており、訓練生仲間につけられた「番長」というあだ名を気に入っている。
乗り物を操るのが得意で、大抵のものは無免許で乗りこなす。ただし里帆とは方向性が少々違っており、修理はできても研究などには特に興味が無い模様。
海月ではない。
  

サブヒロイン
・「常盤 優梨(ときわ ゆり)」 CV.佐々留美子
みなもと同じく凪ノ島出身。主人公達とは一つ年上で、みなもを妹のように可愛がっている。彼女に近寄る男には警戒心を抱き、下ネタなどには厳しい言葉を浴びせる。


・「磯長 紗英(いそなが さえ)」 CV.かわしまりの
凪ノ海事訓練校唯一の教師であり、元は本職の海難救助士。訓練時は鬼のように厳しいが彼女なりの愛であり、訓練生も文句は言えど尊敬して従っている。
ただしものぐさで大雑把な一面もあり、酒が大好き。独り身な事を気にしており、年の話題共々触れてはいけない。地獄耳。下ネタ発言もあり、訓練に支障をきたさない範囲なら恋愛推奨派。アクアに変な言葉を吹き込む人。


・「アクアCV.鈴田美夜子
旧式ながら、海難救助用のアンドロイド。備品室のカプセルで眠っていたところを主人公らに発見され、里帆の手によって再起動する。本来アンドロイドに存在しないはずの感情を持っており、だんだんとそれが目覚めていく。
里帆をマスターとしている。普段は救助仕事が無いため施設の掃除をしており、紗英によって変な(主に性的な)言葉を吹き込まれたりしている。アンドロイドであるためそれらに柔軟な対処をできず、里帆や主人公に爆弾発言をする事も。


・「海老原 乃愛(えびはら のあ)」 CV.桃井穂美
主人公達と同じ年齢ながらも現役Sランクの海難救助士(ランクはC・B・A・Sがあり、少なくともAランクの受験資格に「Bランクを2年以上保持」がある)であり試験官。自他共に認める天才であり、少々それを鼻にかける部分がある。根は善人だが、それによって悪人に見える事も。
上記の経緯から近い年齢の友人がおらず、ぼっち。職場の先輩に可愛がられてはいるが、本人はあまり理解していない。仲間として訓練に励む主人公達を羨ましがっている。



そんな感じ。
今作は「全体の共通ルート→ヒロインAとサブヒロインA'(組み合わせは固定)をメインとした共通ルート→AかA'どちらかの個別ルート」という形式で進んでいきます。二番目の共通ルーとではほとんどのキャラが(自分のルート時で)主人公に好意を持つことになりますので、自然とヒロインかサブヒロインを振る形となります。
バッドエンドは誰ともくっつかないルートのひとつだけ。Like a Butlerに存在した個別ルートでのバッドを期待していたのですが、それを言ったらこのライターさんはそれを書かないと教えられました。教えてくれてありがとうございます。


うーん。今回はネタバレ抜きで気になった点がさほど無い気が。句読点が多いような気がするとかの細かい点はあるのですが、別に指摘するほどのものはあまり思いつきません。「ただ作品を褒めただけで終わるな」と習ったので、気になった点も探すようにしていたのですが・・・。まあ今回はいいでしょう。たぶん。
システムに関しても、バックログもだいぶ遡れますしジャンプ機能もありますし。一度通った場所なら章(?)ごとにスキップする事もできますし、完全ではないにせよ満足です。
ああ、しいて言うならイベントCGの構図でしょうか。16:9で横長になる分、イベントCGが表示された時に斜めや横向きになりがちですね。
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/ || ̄ ̄||    ∧∧
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| ̄ ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
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ただこれはある意味宿命と言いますか「四苦八苦している絵描きさんがたくさんいる」的な事をツイッターですかぢさんが仰っていましたし、仕方ないのでしょう。画面も大きくなりましたしね。私は特に気にしていません。そろそろ僕のPCじゃ縦が足りなくなりそう・・・。


まあそんな感じで概ね満足した作品。これからも、何も無ければAXLの作品は購入確定でいこうと思います。お次の記事は今月の購入品とか来月の予定とか。グリザイアの果実が終わらない。ではさらばー。
以下ちょっとネタバレ込みの気になった点を。

Dolphin DiversDolphin Divers
(2012/06/29)
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知らなかったよ、海がこんなに広くて青いなんて──!! の続き、読みます?

「終わる世界とバースデイ」体験版

 2012-07-09
どうも。案内屋見習いです。今回はイモウトノカタチに続き、「コットンソフト」より今月末に発売される「終わる世界とバースデイ」体験版の感想を書いていこうと思います。今回もキャプチャ画像を使用してみます。製品版の記事はこちら。


まずはお話。この作品は名前からわかるように、終末もの(これからの展開と見方によってはセカイ系?)に分類されるのでしょう。
奇妙な兄妹関係ながらも平和に暮らしていた主人公達が、ネットで最近広まっている「2012年9月29日に世界が終わる」という噂に翻弄された事件に巻き込まれてしまう。これを重いものと見た主人公達は「9.29対策協議会」なるものを設立して対策していくが、最後には本当に世界が終わってしまう(?)という話・・・なのだと思います。恐らく。
というのも、体験版ではプロローグの「自分と彼女を残して世界は滅びた。自分に出来る事は最後の瞬間まで彼女と添い遂げる事だけだが、どうやって世界が終わったのかを語ろう」程度の事しか語られないのです。同時に表示されるCGでは異常な空が映っているので、少なくとも世界が終わるエンドが存在するのは確かだと思いますが・・・。公式サイトで見れる作品紹介ムービーによると、ヒロイン毎に違った要員で世界が終わりに向かうようです。
そんな感じで不確定な要素が多いですが、予告ムービーなどで公開された少々具体的な内容を交えて話を進めていこうと思います。
尚、この作品には少々残酷な描写を含むバッドエンドが存在しますのでご注意ください。



攻略キャラと主人公。
・「千ヶ崎 入莉(ちがさき いり)」 CV.みる
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主人公の幼馴染であり妹。本来の関係は幼馴染。地元を出て主人公と二人暮らし。生まれつきの弱視で目がほとんど見えない上、主人公の事を事故死した兄「千ヶ崎 陶也(ちがさき とうや)」だと思い込んでいる(兄の事故死が発端)。これは視覚レベル以上のもので、声を聞いても触っても主人公を実兄だと思い込んだまま。予言にある「9月29日」とは彼女の誕生日であり兄の命日。
視覚のハンデはあるものの、性格は明るく健気で守ってあげたい妹キャラ。自宅ならば慣れで家事は一通りこなし、主人公にも懐いている。名前と見た目(あと作品設定の一部)が似ているが、UFOの夏ではない。
  

・「夏越 大天使(なごし みかえる)」 CV.森谷美園
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主人公とは同じ学校で予備校の同級生。物語開始時点の学校では接点も無く、予備校で話した事もない。
名前は「大天使」と書いて「ミカエル」だが、本人は嫌って「ミカ」と名乗っている。親の愛情は理解しており、家族仲が悪いわけではない模様。特に不良というわけでもない、今時の普通の子。
勝気に見えるが、実は心が弱い。今回の噂も半ば信じており、わけあって主人公に助けを求める。
  

・「藤白 柊(ふじしろ ひらぎ)」 CV.桐谷華
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主人公の同級生であるが、留年したようで年齢は一つ上らしい。協調性が無く自分勝手に本ばかり読んでいるので、クラスでは浮いた存在。世界が終わる噂に関しては、完全な否定派。
図書委員会所属であり、愛読書はライトノベル全般。カバーをかけずに堂々と読み、たまに笑っている。図書室にもライトノベルを入れ、それらを馬鹿にするものは厳しく接する。ライトノベルが関わると、ちょっと痛い人。世界が終わるという噂が広まって終末関係の本を借りる人が増えているため、少々辟易している。
  

・「諏訪 成子(すわ なるこ)」 CV.青山ゆかり
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主人公とは、texiを通した友人。オフなどリアルの接点は無い。texiでは男と名乗っているが、実態はニート&引きこもりのハイテンションお姉さん。毎日ネットばかりしている。働く気は無い。主人公とはお互いに知らないが、同じマンションに住んでいる。
体験版本編にはtexi以外未登場。呟きは多めだが・・・。尚、彼女の呟きには「www」や「安価」などそっち系の単語が多く登場するので嫌悪感を持つ人は注意。


・「冬谷 和臣(とうや かずおみ)」
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本作の主人公。自分を兄と認識している入莉と二人暮らしをしていて、彼女の兄を失ってからは自発的に友人を作ろうとしていない。幼馴染である入莉の事を何よりも大切にし、彼女の世界が壊れる事を嫌って兄として振舞う。彼女に対しては「妹」というだけでなく女性として認識してしまう事もあり、「兄」になりきれない自分に悩んでいる節がある。
自分の名前=記号を大事にしており、苗字を「ふゆたに」と読まれる事を嫌う。相手が大人であろうととことん訂正を要求し、怒らせてしまう事もしばしば。これは、入莉が自分を「冬谷和臣」として認識してくれない事が根底にあるのではないかと考えられる。


さて、今回はtexiについても説明しておきましょう。
これは現実世界におけるmixiとTwitterとネット掲示板を混ぜたようなもので、主人公の住む町(通称はてんくうタウン)が運営しているSNSという設定です。この町の市民になれば自動的に登録されるもので、逆に住民しか登録できません。
機能は主に「プロフィール」「フレンド」「ツブヤキ」「ブログ」。ゲーム中でもヒロインたちがちょこちょこ更新し、好きな時に何度でも見る事が出きます。見なくてもストーリーに影響は無いと明言されていますが、ヒロインの心情などを深く読むためには役立つでしょう。更新があれば画面に通知されるようにも通知無しにする事もできますので、お好みで。
それとこの作品で重要な位置にある「世界が終わる」という予言ですが、このtexiの掲示板が発祥だそうで。となると犯人はこの町の市民となりますが・・・。
  
  


話とキャラ、設定に関してはとりあえずこのくらいでしょうか。ここからは、思ったことややこの先の展開についてを書いてみようかと思います。詳細は予告ムービーをご覧ください。
まずは展開について。予告ムービーで明かされたもので、ヒロインルート毎に違った世界の終わり方があるようです。
・入莉ルートは「Cassandra Syndrome(カサンドラシンドローム)」「死の予言に、抗う──
カサンドラとは、掲示板で世界の終わりを予言した人物が名乗っていた名前。世界が終わる具体的な原因はわかりませんが、カサンドラが次に発した予言で入莉が狙われるようです。グランドルート?

・ミカルートは「Genocide Virus(ジェノサイドウィルス)」「殺人ウィルスに、蝕まれる──
『セルビアの山間にある人口約30余名の村で、村人全員が殺害された状態で発見された』という謎の事件があり、日本から遠く離れたその出来事が世界中に広まっていくようです。予告ムービーのCGでは、ミカもまた・・・?

・柊ルートは「Glacial Period(グラシアルピリオド)」「凍てつく世界に、取り囲まれる──
『2012.9.27までにてんくうタウンで約4万人の凍死者が出る』という、大規模な予言が発せられるようです。舞台は9月。公式サイトのCGページにあるのは凍りかけた和臣でしょうか。日本なら雪が降るなんてのは珍しいですがはてさて・・・。

・成子ルートは「Reverse Past(リバースパスト)」「過去と現在が、反転する──
詳細は不明。「無理矢理にも成子の引きこもりを直そうとしていたら、郁生(成子の弟)が消えて・・・」という事までしか明かされていません。成子の過去に何か秘密があるのでしょうか?

とのこと。世界崩壊のルートがいくつもあるというのは珍しいですね。パラレルが可能である美少女ゲームだからできる手法なのでしょう。それぞれのルートはあくまで過程であり、全ての原因が一つの出来事・・・という展開も考えられますが。個人的に、作品として一番気になったのは成子ルート。入莉はメインヒロインですから何かしらの秘密があるのでしょうが、成子の場合はよくわかりません。ヒロインでは一番年長な事から、過去にどこかの秘密研究機関にでも所属していたのでしょうか。キャラ的には今のところ入莉が好きです。
あと少々気になった事と言えば最終的な全体の出来と、終ノ空・・・素晴らしき日々に似ている事。今のところはパクリだなんだと責めるつもりはありませんが、「世界が終わる予言」から入る終末系のエロゲというと真っ先にこれを思い浮かべました。「劣化素晴らしき日々」などと言われないような内容だと嬉しいです。


あまり紹介できていないような気もしますが、今回はこのあたりで。割と短めですので、まだ気になると言う御方は体験版をやってみてください。上で書いた残酷な描写は体験版のラストに入っているのですが・・・。お気をつけて。

「イモウトノカタチ」体験版

 2012-07-05
どうも。今月で唯一購入が確定していたいろとりどりのヒカリが来月に延期しました。案内屋見習いです。


今回は「ヨスガノソラ」を出したSphereの新作、「イモウトノカタチ 体験版」の感想を書いてみようかと思います。購入確定のは体験版もやらないしそもそも買う数も少ないしで体験版はあまりやらない製品版もなかなか進まないのですが、今月はこれと「終わる世界とバースディ」が購入確定と言えない程度に気になったので。終わる世界とバースディはまた次回。
ちなみに、今回は実験的にキャプチャ画像を使用してみました。クリックで拡大表示されるはずです。画像実験について感想を頂けたらなーなんて(/ω・\)


まずはキャラここに書いたキャラでは千鞠と真結希以外、全員が同じクラスです。
・「瀬名 美優樹(せな みゆき)」
美優樹_200x40
恐らくはメインヒロイン。主人公と一緒に、家族(兄)探しのために期間限定でこの町の学校に転校した。
主人公と同じく鵠見豪雨災害の被災者で、一般家庭に引き取られている。家族との関係は良好。
主人公と同年齢(少なくとも、義理の両親からそう言われている)で、環境特区へは兄を探しに来た。主人公と違って都市の軽い下調べはしたものの、同じく両親に告げずに出てくるなどどこか抜けている。まあ天然ボケ。他のキャラ(特に主人公)との会話でも存分に発揮される。
エスカレーター式のお嬢様学校出身で、男性に免疫が無い。主人公とは夫婦漫才のような状況であり、既に体験版の部分で惚れてるような気がする。
主人公と二人揃って、「被災者データどころか、被災前にすらこの町に存在していたデータが無い」と言われてしまう。被災した町の住民がご近所同士で作ったものにも記載されておらず、家族どころか本人が身元不明。これは前例が無いらしく、職員も手は尽くしてくれるそうだが・・・。
  

・「ミータ
ミータ_200x40
感情豊かな新型の介護ロボット。正式名称と型式番号はすごい長い。触った程度ではロボとは気づかない精巧さ。何故か学校に通っていて、少なくとも体験版の部分では介護をしている描写は無い。
空気が読め、場を引っ掻き回すのが好き。ロボット三原則なんて無かった。ボケもツッコミもこなす。下ネタや恋ネタへの耐性もあり、自身へのセクハラギャグも容認・・・というか、むしろ自分から誘う
「○○もあるないです」を始めとした奇妙な言葉遣いをし、「フフリ」と笑う。昔のアニメが大好き。たまにパロディ発言もあり。
  


・「澄稀 あやか(すめらぎ あやか)」
あやか_200x40
環境特区で有名な4大企業の一つ、澄稀製薬社長の娘。だがお嬢様キャラではなく、普通の女の子。主人公の部屋として使われる予定だった空き部屋に入り浸っていて、それが原因で転校初日に主人公とトラブルを起こすのが出会い。
怒りやすく、貴重なツッコミキャラ。環境特区に対しては複雑な気持ちを持っているものの、ヒロインでは一番の真人間(?)。体験版では目立たない。



・「美馬 千鞠(みま ちまり)」
千毬_200x40
主人公である雪人の妹分。主人公に懐いており、転校した主人公を追いかけてきた。
この子も同じく鵠見豪雨災害の被災者で、主人公と同じ施設で育つ。苗字が同じなのはそのため。災害当時は幼かったため昔の記憶がほとんど無く、家族と言えば施設のみんな。本当の家族を探す気は特に無い。
天真爛漫でお馬鹿な小動物キャラ。主人公とは、裸を見られてもお互いなんとも思わない。お兄ちゃんっ子で、主人公への独占欲を見せる時も。
  


・「清宮 真結希(すずのみや まゆき)」
真結希_200x40
隠しヒロイン?体験版未登場につき、詳細不明。バナーから紹介を読んでください。

・「美馬 雪人(みま ゆきと)」
主人公。家族(妹)探しのため、美優樹と一緒に期間限定でこの町の学校に転校した。
財布だけを持って誰にも告げず田舎から飛び出してきたのでわかるように、前向きな代わりに目的一直線で周囲が見えなくなるタイプ。田舎出身という設定のため、異常なまでに機械に疎い。大の風呂好き。本当の妹に出会ったら熱く抱きしめてキスしたい、至ってアレなお兄ちゃん
よくある鈍感スキル持ち。その上、恋人でなくとも素直に「可愛い」とか「綺麗」とかそういうセリフをサラッと言える。異性との混浴も、性的な意味ではなく「裸の付き合い」と捉える。。。
美優樹の時にも書いたように、過去のこの町においては本人が身元不明。家族の捜索は難航するだろうというのが、直接この町の学校に転校した一因。
美優樹とは天然ボケが組み合わさり、夫婦漫才になる(美優樹が比較的常識人のため、変にこじれたりはしない。今のところは)。
ミータとは良き漫才相手。手玉に取られる時もある。ロボだというのは理解しているが、態度は人間の女性の時とさほど変わらない。
あやかとは・・・なんだろう。今のところは普通のクラスメイト?あやかが目立たないからよくわからないや・・・。
千鞠とは、傍から見ると完全に兄妹。懐いてくる千鞠をついつい甘やかしてしまうお兄さん。妹探す必要ないんじゃない?


お次にお話を。この作品を一言で纏めると、「ちょっと未来で繰り広げられる、ドタバタ妹探しアドベンチャー」。
ミータがあざとい。あざとい可愛さ。さすがはロボット。どっかの博士が作ったエルザと息が合いそう。
体験版の部分では舞台やキャラ紹介にだいぶ割いたように受け取れたのですが(あやか・・・)、いわゆる萌えゲーになるのでしょうか?身元不明を含む災害関係や全身麻痺などの暗い要素もあるのですが、それがどこまで出てくるのか。未熟者の私にはなんとも言えませんが、そこまで陰鬱なものにはならないのではないかと受け取りました。話のテンポはちょっとダレそうな予感が。


気になった点について、ざっと。
・主人公が鈍感な事。まあ、エロゲに限らず今更なので何も言いません。
・先ほども書きましたが、ちょっとダレそうな事。キャラ同士の掛け合いは良いのですが、場面の一つ一つがちょっと長いような。まあ、まだ体験版なのでなんとも言えません。
・千鞠について。性格も絵も可愛いのですが、「妹探し」というこの作品においてはなんとも言えない立ち位置。義理の妹というのも一つの「イモウトノカタチ」なのでしょうが、彼女が「お兄ちゃんお兄ちゃん」と懐いてくることによって、主人公の「妹探し」の意義が薄れてしまうのではないかと。
実際に、体験版の最後に収録された千鞠ルート(?)においては完全に兄妹でしたからね。主人公がこれでも「あくまで千鞠は義理の妹」として血の繋がった妹を探すなら千鞠が可哀想ですし、「千鞠を妹」とするのなら今まで探していた妹はなんだったんだという。作中でも主人公が「俺には千鞠以上に愛情を注げる妹(義理ではなく血縁の妹)がいるはずだ」という発言をしていますが、これはさすがにちょっと言い方が・・・。


あとはまあ書くのは少々悩んだのですが、せっかくなので災害についてちょっと。作品自体にはあまり関係が無い上に、この下は災害についてと軽い挨拶しかないので、見ていただける御方だけ見てください。見直したときに「やりすぎたかなー」と思う程度に感情的になっていて、公平な視点とは程遠いのでご注意を。
鵠見豪雨災害について
この豪雨災害ですが、福島生まれの福島育ちとしてはいわゆる東日本大震災と原発に関する一連の騒動を思い出しました。先に言っておきますが、「不快になった」「修正を要求する」などといったマイナスな意味ではありません。むしろ、そういった感情を伝えられて感謝しております。

まずは「大きな災害」だという事。豪雨災害も震災も、どちらも人の予想を越えた規模のものでした。「何故防げなかった」などと責めるつもりは無いのですが、いつ何時、どこに何が起こるかわからないうという事。これを覚えていてください。
人間は地球の支配者ではありません。「事実は小説よりも奇なり」と言うように、時としてこのような出来事が起こります。変な言い方ですが、それが本来あるべき姿だと思います。事前の感知なども発展していますが、まだまだ完全ではありません。ですが、常に恐れて嘆くものではありません。普段から対処法を学び、備え、「自分は安全だ」などと思わずに生きる事が大切だと考えます。

そして、どちらかと言うとこちらが本題。作中であやかによって語られる事なのですが、それまで「環境特区」として多大な人材と資金が集まったこの町は、都市管理システムの脆弱性の露呈、二次災害の可能性、その他様々な影響によって一時期は閉鎖にまで追い込まれました。住民が離散を余儀なくされるほどに。環境都市を推進していた国や企業が大きく非難され、風評被害も大きく広まったと語られています。復興が簡単でないとわかればスポンサーの大企業や資本は掌を返したように撤退。特区認定も消え、世間から見捨てられたと。
何を言いたいのかは既におわかりでしょう。福島第一原発です。被災地の復興が進む中、放射能を避けて物資は届かず。どっかの電力会社や国の色々で作業は遅れに遅れ、まともな謝罪も無く責任逃れの日々。政治家様が避難指示を出しておきながら、自らが「死の街だった」と語る。それなのに「希望を」「絆を」と声高に。矛盾していませんか?
これを言うのは少々大人気ないかもしれませんが、あの原発は私が生まれる前から稼動していた先輩です。故郷は大好きですが、望んで福島に生まれてきたわけではありません。それがある日突然、自分が関与していない、不利益しかもたらさないもののせいで差別を受け。
それでも未だに原発推進派と反対派の子供のような小競り合いは続いています。もううんざりです。推進派は「都会電力を送るけど、都会には置かない」と言い、反対派は「福島のようになりたいのか」と言い。私自身もこの一連の出来事を繰り返さないで欲しいとは強く思いますが、その度に「死の町」だの「汚染区域」だの私の故郷が必要以上に晒し者のような扱いを受けるのは御免です。
とはいえ、廃炉が決定してもすぐ廃炉にできるわけでもありませんし、電力が足りなくなる可能性があるのもわかります。感情論で電気が生まれるわけではないので、一概に反対とは言えませんけどね・・・。それでも、もう「推奨されている代わりに効率の悪い太陽光や風力発電は拾い土地を持つ田舎が引き受けますから、電力が多く必要で土地も無い都会は自分達のすぐ近くに原発や火力発電所を建てろ。電気が欲しいなら万々歳だろ」とか言いたくもなりますよ。
すみませんでした。少々お見苦しいでしょうが、オブラートに包んだ言い方が見つからなかったので。もちろん、支援をしてくださった皆様には感謝してもし足りません。被害の小さい私の市では、全てが直ったわけではありませんがだいぶ元の姿を取り戻しつつあります。ありがとうございます。とはいえ、他の地域ではまだまだ大変ですが・・・。他人事のような言い方になってしまい申し訳ないのですが、どうか平穏と安息を。綺麗になった町を待っています。


長くなってしまった上に、作品に関係ない事で大きく場所をとってしまい申し訳ありませんでした。以上でイモウトノカタチ体験版の感想を終わります。恐らく次回は「終わる世界とバースディ 体験版」の感想になるでしょう。
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